【関西学院大学】謎解きゲームで、「国境なき医師団」の活動をPR

大阪梅田キャンパスでのイベントに計148人

【関西学院大学webサイトより転載】

関西学院大学は、特定非営利活動法人「国境なき医師団(MSF)日本」が展開する広報キャンペーンに協力し、大阪梅田キャンパスで3月30日(土曜日)と31日(日曜日)、謎解き型イベント「南スーダン救出作戦~答えは変えられる~」を開きました。2日間計4回のイベントに学内外から20~40代を中心に148人が参加。内戦によって発生した国内避難民の捜索や医療援助などのミッションを通じて、実際に南スーダンで起きていることを知り、MSFの活動への理解を深めました。

このイベントは、動画や特設ウェブサイトに加え、学生から社会人まで幅広い人々が関心を持てるように、MSFと体験型イベントを企画制作しているタカラッシュが開発したものです。参加者たちは4人1チームで、医師や看護師、物資調達係やチームリーダーという役割を担い、南スーダンで与えられる様々なミッションに取り組みました。

まず、壁に貼られた「住民情報」や暗号化された「避難民調査レポート」から、避難民がいる場所を地図上で特定。そのうえで、食料や水・薬の分配、病気・けがの治療、感染症予防などを伴う七つのミッションについて、謎解きをしながら一人一人が自分の役割を考えて行動していくもので、一つのミッションをこなすごとに「希望の種」をもらえる仕組みです。途中では「緊急ミッション」と称して予期していなかった緊迫感のある演出もあり、参加者たちは「希望の種」を一つでも多く手に入れようと、話し合い、知恵を出し合いながら、現地での活動を疑似体験していました。

国境なき医師団には、参加者たちから「難しい状況の中、人道援助を行い、同時に高度な判断を求められながら活動をしていることに思いをはせることができた」「ゲーム性が高いのに、理念や目的がよく理解できる仕掛けになっていた」といった感想が寄せられています。

(2019年3月31日)

ミッションに取り組む参加者たち

ミッションに取り組む参加者たち

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更新日:2019年04月09日