【武庫川女子大学】神戸市が運営する「KOBE“にさんがろく”PROJECT」に経営学部の学生が参加しました。

【武庫川女子大学WEBサイトより転載】


経営学部の学生10人が実践学習として、神戸市が運営する「KOBE“にさんがろく”PROJECT」に参加しました。神戸市は平成24年から、若者と企業と農漁業者の連携・交流を促進する新たな『ネットワークづくり』をすすめる「KOBE“にさんがろく”プロジェクト」を実施、令和元年からは、「ノーギョ・ギョギョ・ギョギョー ラボラトリーズ」と銘打ち、クリエイターと学生チームをマッチングし、幅広い視点でクリエイティブな活動を行うプロジェクトとして学生を募集しており、昨年度本学から10人の学生が参加しました。

2020年8月にキックオフミーティングが行われ、学生たちは4つのプロジェクトに分かれて活動を開始。「神戸産イチジクの活用と認知度向上」「神戸産水産物の活用と認知度向上」「ウィズコロナ時代における神戸の農漁業のあり方」「農業を学ぶ場づくり」の4つに、複数の参加大学の学生が10人程度のグループに分かれました。各グループとも写真撮影や文章、法律などのワークショップに参加し、まず伝える技術を学びました。畑を訪れ作物に触れて、商品開発やパッケージをデザインするグループ、魚に触れたり持ち運びのためのベルトを提供したりするイベントを実施するグループ、農業体験をし、農園作りの一環で木工制作を行うグループ、神戸の農業を調査し、作物を決めて実際に農作物を育て収穫するグループなど、活動は多岐にわたりました。2021年2月11日にはZOOMで最終報告会が行われ、プロジェクトごとに取り組みや成果が報告されました。

プロジェクトDに参加した経営学科の学生は「2週間に1回程度農作業を実践し、自分たちが選んで育てた大根や小松菜・玉ねぎなどを収穫しました。米マイスターの方や農家の方にお話しを伺い、充実した活動になりました。成果物としてタブロイド判の『KOBEアグリ活2020 MAGAZINE 』を3月末に発行し、その中でこれから参加する学生のためにQ&Aを掲載。自分たちのこだわりや思いも表現することができました」「神戸にこんなにも緑に囲まれた自然があり、農業が行われていることに驚きました。また、会社員から農業に転職された方に出会ったり、他大学の上級学年の方々の話を聞いたりしたことで、多様な生き方や考えに触れることができました」などと振り返り「また違った形で、かかわることができればと思います」と話しました。

この活動は、今年度も夏に学生募集が行われる予定です。


 (2021年5月11日)
 

「KOBE“にさんがろく”PROJECT」の参加した経営学部の学生
プロジェクトに分かれて活動する学生
自分たちが選んで育てた野菜の収穫
農作業を実践する学生
活動の成果をまとめる学生
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(所管:西宮市地域学習推進課)

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更新日:2021年05月12日