【武庫川女子大学】甲子園会館がライトアップ。多くの市民が幻想的な光の世界を楽しみました。

【武庫川女子大学WEBサイトより転載】


国登録有形文化財や近代化産業遺産に指定されている歴史的建造物「武庫川女子大学甲子園会館」(旧・甲子園ホテル)とその庭園をライトアップするイベントが11月30日に行われ、たくさんの市民が幻想的な光の世界を楽しみました。ライトアップのイベントは12月1日(午後5時~8時)も行われます。

 

 このイベントは本学に建築学科が開設された2006年から始まり、今年で14回目。ライトアップの照明は、ほぼ100%を学内の食堂から出た使用済みの食用油を精製して作ったバイオ燃料で発電した電力でまかないました。

 

点灯式では、瀬口和義学長が「今年も光の祭典を、ぜひお楽しみください」とあいさつ。続いて石井登志郎西宮市長が「このライトアップは、学内で使用済みの食用油を活用されていると聞きました。環境問題も意識されている、武庫川女子大学で未来を考える時間にしていただければと思います」と話しました。その後キャンパス全体が消灯し、瀬口学長や建築学科学生幹事長の中谷友維さん(建築学科2年)、西宮の観光キャラクターみやたんと本学のLavyも加わり点灯スイッチを押すと、甲子園会館が鮮やかに浮かび上がり、暖かい光に包まれました。会場はスマートフォンのカメラなどで写真を撮る人でにぎわいました。

 

会館南側の日本庭園の照明演出は、建築学科の学生が、光のデザインの学習の一環で担当。池にライトアップされた会館と樹木が映る姿に、入場者はうっとりしていました。

 

点灯式の後には、音楽学部演奏学科1年生約20人がクリスマスメドレーを歌ったり、西ホールで、武庫川女子大学附属中学校・高等学校のオーケストラ部が演奏を披露したりして、クリスマスムードを盛り上げました。

 
 

 


 (2019年11月30日)

ライトアップされた甲子園会館
点灯式
演奏を披露する附属中高のオーケストラ部
附属中高のオーケストラ部による演奏

更新日:2019年12月04日