【兵庫医科大学】在宅医療と介護をテーマとした厚生労働省推薦の映画「ピア～まちをつなぐもの～」に特別協賛

【兵庫医科大学WEBサイトより転載】

学校法人 兵庫医科大学は、2019年4月より全国各地で公開される厚生労働省推薦の映画「ピア～まちをつなぐもの～」（配給：株式会社ユナイテッド エンタテインメント）に特別協賛いたします。

病気で倒れた父親の医院を継ぐために、大学病院を辞めざるを得なくなった若手医師の高橋雅人は、父の要望で渋々訪問医療も始めることになる。しかし、大学で先端医療の研究を志していた雅人にとって、地域の患者やその家族たちの医療には、なかなか関心を持てないでいた。それに加えて、医師としてのプライドもあり、ケアマネジャー（佐藤夏海）や介護福祉士など他の職種との連携も積極的にとらず、やがて地域医療の中で孤立していくようになる。そんな中、訪問診療に行ったある患者家族との出会いによって、雅人の医師としての考え方が少しずつ変わっていくことになるのだった。

細田 善彦、松本 若菜、川床 明日香、竹井 亮介、三津谷 亮、金子 なな子、戸塚 純貴、
尾美 としのり、水野 真紀、升毅

監督：綾部 真弥 企画・原作・プロデュース：山国 秀幸
脚本：藤村 磨実也・山国 秀幸 制作プロデューサー：長田 安正

日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会、
日本在宅ケアアライアンス 、全国在宅医療医歯薬連合会、日本介護支援専門員協会

今後、ますます高齢化が進むことが予測されている日本。特に、人口減少が進む過疎地域では、住民の高齢化により医療や介護の提供に支障をきたすなど大きな課題を抱えています。

そうした地域の課題を解決すべく、本法人では、全国的に見ても高齢化率の高い兵庫県篠山市において、地域医療の中心として急性期から回復期医療までを提供する「兵庫医科大学 ささやま医療センター」をはじめ、在宅医療・介護を中心としたサービスを提供する「兵庫医科大学 ささやま居宅サービスセンター」、介護を必要とする高齢者の自立を支援し生活機能の維持・向上をめざす「兵庫医科大学 ささやま老人保健施設」などを運営。政府が構築を推進する地域包括ケアの中心的存在となる「総合診療専門医」の育成に取り組むなど、地域の医療機関と住民が一体となって医療や介護の問題に立ち向かい、みんなで人々の豊かな暮らしを支えていくといった、将来の日本のロールモデルとなるような新しい形（篠山モデル）の実現を目標に取り組んでいます。

また、同時に篠山キャンパスを教育の場として、兵庫医科大学や兵庫医療大学の学生に対して実践的な環境下で地域医療実習を行うなど、医療総合大学として、今後の日本社会を支える医療人の育成に力を入れています。在宅医療と介護をテーマにした本映画作品「ピア～まちをつなぐもの～」は、こうした本法人のめざすべき方向性や取り組みと非常に親和性が高いことから特別協賛することを決定いたしました。

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