【関西学院大学】SDGs WEEK 2023を開催しました

関西学院大学は、学内のSDGs認知度向上を目的として、10月23日(月曜日)から29日(日曜日)にかけて、本学生を対象とした「SDGs WEEK 2023」を開催しました。SDGs WEEKは昨年、関西学院大学SDGs推進本部公認学生団体「KG SDGsキャンパスサポーター」が開催したイベントで、今年は推進本部が主催しました。以下に、今年の多様なプログラムを紹介します。

兵庫県企画部SDGs推進課の若手職員と学内放送をするKG SDGsキャンパスサポーターの学生

【関西学院大学webサイトより転載】

10月23日(月曜日)、兵庫県企画部SDGs推進課の若手職員とKG SDGsキャンパスサポーターの学生によるラジオ番組を学内放送しました。番組では、和やかな雰囲気の中、双方の取り組み(同時期に開催されていた「ひょうごSDGs WEEK」を含む)が紹介されました。番組の終盤で、県庁職員の方は、「県庁だけでできることはどうしても限られる。公の立場から、学生・企業・団体などの取り組みの情報を発信して、それらを横展開させることに力を注ぎたい」と今後の展望を話しました。

古着のリペアワークショップおよびストーリー展示

10月23日(月曜日)、西宮上ケ原キャンパスの中央芝生で、パタゴニア神戸による古着のリペアワークショップおよびストーリー展示を行いました。当日は、約70名の学生が特設テントを訪れ、ジャケットやショーツのリペアを依頼したり、リペアについて相談したりしました。リペアを担当いただいたパタゴニア神戸の三島翔氏は、「『長く使い続けるっていい』と共感してくれる学生が多く嬉しかった」とイベントを振り返りました。

NPO法人STANDとの協同企画シンポジウム「パラスポーツからSDGsを考える

 

10月24日(火曜日)、NPO法人STANDとの協同企画シンポジウム「パラスポーツからSDGsを考える」を開催しました。本会では、元パラアイスホッケー選手の上原大祐氏(NPO法人D-SHiPS32理事長)に、「僕らにできることは、この世にあふれている」と題して講演いただきました。講演後には、NPO法人STAND代表理事の伊藤数子氏にも登壇いただき、村尾信尚教授を進行役としてパネルディスカッションを行いました。上原氏は、「ぜひ他人事ではなく、『私の未来に何かを創る』というイメージで、SDGsにも、バリアフリーにも、パラスポーツにも関わってほしい」と聴衆の学生に語りかけました。

アフリカの教育に関するシンポジウムとライブの様子

 

10月25日(水曜日)、アフリカの教育に関するシンポジウムとライブを開催しました。人間福祉学部長の武田丈教授を進行役として、ブルキナファソで「あげない給食」を実践する星野紀子氏(オンライン参加)、ルワンダのウムチョムイーザ学園を運営する永遠瑠マリールイーズ氏、ケニア・キベラスラムでマゴソスクールを主宰する早川千晶氏を迎え、COVID-19や暴力・平和などについて、現場の臨場感にあふれる話を伺いました。続いて、ケニア・ドゥルマ族の伝統音楽継承者である大西匡哉氏と第1部登壇者の早川千晶氏のユニット「ポレポレキャラバン」によるポジティブなライブでプログラムを締めくくりました。

カカオの実を持つ学生

10月26日(木曜日)、日本サステナブルカカオ協会および株式会社 明治による「サステナブルカカオ会議」を開催しました。本会議では、株式会社 明治カカオマーケティング部の木原純氏に、持続可能なカカオ産業に向けた同社の取り組みなどについて講演いただきました。講演中には複数回の小休憩として、明治サステナブルカカオ豆を使用した「明治 ザ・チョコレート」の試食も行いました。講演後には、地球温暖化のカカオ産業への影響やバレンタインデーが国内のチョコレート消費量に与えた影響などについて質問が寄せられました。

農業女子シンポジウム「食と農の魅力発信 ~次世代への継承に向けて~の様子

10月27日(金曜日)、ひょうごアグリプリンセスの会(AGP)、農林水産省近畿農政局との連携による農業女子シンポジウム「食と農の魅力発信 ~次世代への継承に向けて~」を開催しました。本会では、農林水産省食料安全保障室の加藤恵未氏に農林水産業の現状を、女性農業者の中西瞳氏(株式会社王珠:宝塚市)・加賀野安那氏(SOL FARM:丹波篠山市)に日々の活動や心がけを、紹介いただきました。その後、AGP代表の藤木悦子氏(藤木農園:宍粟市)と聴衆の学生も交えてパネルディスカッションを行い、地産地消と農作物輸出の両立や、高齢農業者に向けたスマート農業の普及策などについて意見を交換しました。

関西学院SDGsユースアイディア2023  Crescents Go Sustainable! 」公開最終審査・表彰式の様子

 

10月28日(土曜日)、「関西学院SDGsユースアイディア2023  Crescents Go Sustainable! 」公開最終審査・表彰式を開催しました。当日は、約60名の聴衆を前に、8組の学生が各自のアイディアを発表しました。審査員5名による審査の結果、「あすぱん.」が最優秀賞(および賛同企業のエム・シーシー食品株式会社賞・セキセイ株式会社賞)を受賞しました。(コンテストの詳細については、こちらの記事をご覧ください。)

GPSプロギングに参加した学生たち。拾ったごみを持って

 

10月29日(日曜日)、KG SDGsキャンパスサポーターおよび国際教育・協力センター公認学生団体GS Networkの連携企画として、「GPSプロギング」を行いました。当日は、留学生と日本人学生が混合チームに分かれ、大学の近隣でGPSアプリを使って「hyogo」などの文字を描きながら、ごみ拾いを行いました。大学を出発する前には、教室でSDGsに関する英語でのディスカッションを行い、親睦を深めました。

展示の横に立つ学生

 

10月23日(月曜日)~10月27日(金曜日)、KG SDGsキャンパスサポーターによる学生企画として、SDGsの啓発を目的とする展示を行いました。西宮上ケ原キャンパスの大学図書館エントランスホールと、神戸三田キャンパスのアカデミックコモンズ1階のインフォメーションホールに、SDGsに関する年表やサイコロ型のオブジェなどを展示しました。SDGsのゴールを紹介する展示パネルには、学生が各ゴールに関する意見を付箋に記載し貼付できるようにしました。

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更新日:2023年12月20日