【武庫川女子大学】マーケティングを学べるカードゲームを経営学科と情報メディア学科の学生が制作

クラウドファンディングを実行中。

<日本語/English>マーケティングを学べるカードゲームを経営学科と情報メディア学科の学生が制作し、クラウドファンディングを実行中。

【武庫川女子大学WEBサイトより転載】

マーケティングを学べるカードゲーム
推しが尊すぎるので商品開発してみた!
商品開発の様子
商品
マーケティングが学べるカードゲーム

 

English below. 

 

マーケティングを学ぶ経営学科高橋ゼミの3年生7人と、情報メディア学科でデザインや映像制作などを学ぶ肥後ゼミ3年生の2人が学科横断プロジェクト「マーケティングカードゲーム製作所(mcg lab.)」で取り組むカードゲーム「推しが尊すぎるので商品開発してみた!」が「CAMPFIRE」でクラウドファンディングをスタートしました。3月25日まで。支援者には金額に応じて後日、カードゲームとホワイトボード社員証やアクリルスタンド等の返礼品が送られます。大興印刷株式会社が製品化。2023年5月に東京ビッグサイトで開催される「東京ゲームマーケット」に出品予定です。学科の枠を超えた連携が、大きな成果を生み出しそうです。

 

気に入りのアイドルを応援する「推し活」を題材に、ゲームを楽しみながら若い世代にマーケティングの楽しさを知ってもらう教材型ゲームです。ゲーム本体は男女6人ずつ計12人のアイドルカード、「30代主婦」「40代男性自営業」など顧客の特色を書いたカード、アクリルスタンドなど製品カード、得点カードがセットになっています。プレーヤーは12人のアイドルから一人の「推し」を選んで「マネージャー」となり、個性的なアイドルグッズを考案して国民的アイドルに育てます。アイドルの売り出し方には、マーケティングの基本である「商品(product)」「価格(price)」「流通(place)」「販売促進(promotion)」の4つのPを駆使。プレーヤーたちは「推し」を売り出す戦略を練り、プレゼンテーションして得点を競います。

 

経営学科のゼミ生たちが発案し、情報メディア学科に協力を呼びかけました。昨年10月からプロジェクトメンバーで集まり、ゲームのルールや「推し」となるアイドルのキャラクターを設計。クラフト紙で試作品を作り、実際にプレーして改善を重ねました。

 

ゲーム内で「推し」の候補となるアイドルは、経営学科の学生がタイプ別にイメージを設定し、情報メディア学科の学生がパソコンで描きました。男性アイドルなら「俺様系」「かわいい」「王子様」など、女性アイドルなら「クールビューティ」「わがままプリンセス」「知的な委員長」など。王子様なら赤、俺様系なら黒、などイメージカラーを決め、服装や持ち物もデザインしました。また、アイドルグッズの素材として、アクリルスタンドから「ちくわ」「まくら」など変わり種まで、40種のアイテムを描きました。

 

アイドルの画像は現在、制作の最終段階です。当初、カード上ではアイドルの上半身のみ描く予定でしたが、返礼品のためアクリルスタンドを作ることになり、足元を含めた全身を描き込みました。それぞれに決めポーズや決め台詞も。俺様系男子は「オレのこと好きなんだろ?」と呼びかけ、かわいい系男子は手のひらを広げて甘えるようなポーズを取っています。

 

返礼品には学生たちの手書きのメッセージが添えられます。経営学科3年の南野瞳さんは「高校生をはじめZ世代が推し活を楽しみながらマーケティングを学べるよう工夫しました。私たち女子大生のアイデアが詰まっているので、たくさんの人に興味を持ってほしいです」、男性アイドルを描いた情報メディア学科3年の大場麻結美さんは「アイドル全員がそれぞれ魅力的になるよう心掛けました。専門性の異なる学科とプロジェクトを進めるのは初めてでしたが、互いの得意分野を持ち寄って作りたいイメージを共有するプロセスは良い学びになりました」と話しています。

 

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更新日:2023年03月03日