【武庫川女子大学】学習支援ボランティア「ふでばこ」が「村井吉敬賞」を受賞しました。

外国にルーツを持つ子どもたちの居場所作りや学習支援をするボランティアグループ「ふでばこ」が、国際ボランティア学会の「村井吉敬賞」を受賞しました。「村井吉敬賞」は途上国と日本の在り方を研究、実践した経済学者 村井吉敬氏の志をたたえ、日本に活動拠点を置き、世界の「小さな民」とつながる実践活動を行っている個人または団体に授与される賞です。

「ふでばこ」は学科を超えて学生たちが参加し、毎週水曜日の午後、武庫川団地高須集会所で活動。外国にルーツを持つことで日本語が難しく感じる子どもたちに宿題を教えながら、居場所づくりとしてアクテビティを通した学習活動や、季節のイベントを企画・実施しています。

受賞について、日本語日本文学科1年、多鹿 希輝さん(写真右）は「子供たちが『今日は計算の宿題あるから、先生おしえてー』と頼ってくれるようになり、楽しそうに学校の話をしたり、遊んだりする姿を見ていると、子どもたちの居場所づくりに一役買えている気がして、やりがいを感じます」。「ふでばこ」代表の食物栄養学科3年、遠地 碧美さん（写真左）は「これまでの先輩方の活動もあっての今回の受賞なので、とても光栄です」と言い、「『ふでばこ』は将来子どもと関わる職に就こうと思っている学生にはぴったりの活動です。子どもが好きな学生さんなら誰でも大歓迎です」と、新たなメンバーに参加を呼びかけました。

詳しくは「ふでばこ」Instragram