【武庫川女子大学】Z世代リサーチ報告会『関西女子大生のリアル。』2nd Seasonの発表会が行われました。

【武庫川女子大学】Z世代リサーチ報告会『関西女子大生のリアル。』2nd Seasonの発表会が行われました。

発表
Z世代の価値観・消費動向・今後のマーケティングを発表
発表の様子

【武庫川女子大学WEBサイトより転載】

 

武庫川女子大学経営学部の学生が、Z世代(1990年代後半から2010年頃までに生まれた世代)の女性の価値観や嗜好を約一年間かけてリサーチする「Z世代リサーチ」の2年目の調査結果がまとまり、2月16日に中央キャンパスでZ世代リサーチ報告会『関西女子大生のリアル。』2nd Seasonが行われました。新たに4つのテーマ「Z世代男子」「ファッション」「音楽」「推し活」を設定。Z世代女子がZ世代男子の「今」をリサーチした結果も注目を集め、多くの企業や実務家、研究者が参加しました。

 

取り組んだのは、経営学部の高橋ゼミ(高橋千枝子教授)でマーケティングデザインを学ぶ3年生12人。「Z世代とは」「Z世代男子」「ファッション」「音楽」「推し活」を調査テーマに設定し、定量調査、定性調査、フィールド調査等からZ世代の価値観・消費動向・今後のマーケティングについて深掘りしました。

 

高橋ゼミでは2022年度にゼミの一期生(経営学科は2020年度開設)である現4年生が初めて「Z世代リサーチ」を実施。これを引き継いだ二期生が1年かけてZ世代女子リサーチ(2nd Season)に取り組み、Instagram等で月1回程度、調査状況を発信してきました。

 

「Z世代男子」では、10代~20代のZ世代男子104人にアンケート。「どれくらい貯金をしているの?」「何にお金を使っているの?」などお金にまつわる調査では「10万円未満が24%で最も多く、貯蓄ゼロも多い」ことが分かり、同世代女子より貯金が少ない傾向が分かりました。また、Z世代男子は飲食店でアルバイトするケースが多く、月5~7万円の収入を得ている人が30・5%に上りました。使い道は外食や飲み代、趣味・娯楽等が多く、この世代の男子の消費行動が浮き彫りになっています。

 

「ファッション」では、「なんでもスマホのZ世代が、ファッションだけは対面で買う」「値段やブランドよりも、デザインや自分に似合うかを基準に選んでいる」という傾向が明らかに。試着を繰り返すよりも、「骨格診断」や「パーソナルカラー診断」などで診断したり、SNSを参考にしたりしていることが分かりました。

発表を聞いた毎日放送の齊藤浩史さんは「しっかり調べている印象を受けた。アンケートの結果にとどまらず、ビジネスにどう生かすかに視点が向いているのが素晴らしい」と話していました。

3年生の細岡咲希さんは「Z世代は未知なる生物という印象を持たれているようですが、この活動を通してZ世代の行動の意味や背景をきちんと知ってもらうきっかけになればと思います」と話していました。

 

↓学生がまとめたレポートはこちら↓
関西Z世代女子リサーチレポート2ndseason(全編) | 武庫川女子大学 経営学部 経営学科 (mukogawa-u.ac.jp)

 

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更新日:2024年02月21日