【関西学院大学】国連ユースボランティア(UNYV)派遣生が外務省および国立国際医療研究センターでの事前研修に参加

国連ユースボランティア(UNYV)研修に参加した関学生

【関西学院大学webサイトより転載】
国連ユースボランティア(UNYV)で、2023年9月から約5カ月間、UNFPA、UNDP、UNDP BRH などの国連機関へ派遣を予定している学生らが、7月31日から8月2日にかけ、東京丸の内キャンパス、外務省および国立国際医療研究センターでの事前研修に参加しました。

2023年度に派遣を予定しているのは、関西学院大学、明治大学、明治学院大学、立教大学の4大学の学生、計6名です。

講義に参加する学生

本学は、学生が派遣先で必要となる知識やスキルを習得することができるよう、事前研修プログラムを提供しています。

研修の冒頭、国連ユースボランティア派遣日本訓練センターの神余隆博・センター長(国連・外交統括センター長兼任)が開会挨拶を行い、オリエンテーションを実施しました。続いて外務省で行ったプログラムでは、3名の外務省首席事務官が「国連における開発課題への取組」、「国連人道支援」、「国連概論」のテーマで講義を行い、学生らは派遣先での活動をイメージしながら真剣な表情で耳を傾けていました。講義終了後、途切れることなく質問が寄せられるなど、学生らの積極的な様子がうかがえました。

国際医療協力局人材開発部長の講義を受ける学生

 

また、8月2日に国立国際医療研究センターで行ったプログラムでは、国際医療協力局人材開発部長が「疾病予防・処置」のテーマで講義を行いました。学生らは実際に必要となる安全対策を進研に考えている様子で、講義終了後は現地活動を行う中で不安に感じている点について多くの質問をし、回答を得ていました。

プログラム終了後、学生からは、「幅広い分野について、それぞれ異なった経歴をお持ちの方からお話をうかがえてよかった。普段関わることができないような貴重な方ばかりだった」「どの講義も大変勉強になり貴重な経験となった。他の参加者の質問や視点などからも新たな気づきや学びが多かった」など、前向きなコメントがありました。

【国連ユースボランティア】
関西学院大学が国連ボランティア計画(UNV)との協定に基づいて実施しているプログラム。UNVのコーディネートにより、学生たちはアジア、アフリカなどの主な開発途上国の国連機関に約5カ月間派遣され、現地で国連職員とともに広報やリサーチなどの活動に従事します。2004年に派遣を開始して以来、約120名の学生が参加しています。2023年8月現在は、国内 4 大学(基幹校:関西学院大学、 連携校:明治大学・明治学院大学・立教大学)の参加を得て、派遣事業を実施しています。

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更新日:2023年10月17日