【関西学院大学】河盛真大さん、大谷健人さん、川口竜斉さんがEntertainment Computing 2023で各賞
河盛真大さん(理工学研究科)、大谷健人さん(理工学研究科)、川口竜斉さん(工学部)
【関西学院大学webサイトより転載】
8月30日から9月2日にかけて、東京工科大学 八王子キャンパスで開催された、Entertainment Computing 2023おいて、本学の学生3名が各賞を受賞しました。
それぞれの受賞概要は以下のとおりです。
【受賞者】
河盛真大さん(理工学研究科 博士課程後期課程2年生 人間システム工学専攻 井村誠孝研究室)
【受賞名】
デモ推薦認定(審査員推薦)、デモ優秀賞(参加者投票) W受賞
【タイトル】
視力改善を目的としたVRゲームの検討
【概要】
ICT 端末の普及やコロナ禍によるテレワーク機会の増加に伴い、「視力の低下」が現代社会における大きな問題の一つとなっている。ICT 端末の使用による視力低下は、主に眼の毛様体筋が過度の疲労や緊張状態になることで生じる「仮性近視」に分類される症状であるが、この症状は毛様体筋のストレッチにより状態の改善が見込める。本研究では、毛様体筋のストレッチとして効果的な「遠近体操法」「遠方凝視法」「両眼立体視」の三要素を取り入れたVR ゲームを提案・開発する。
【受賞者】
大谷健人さん(理工学研究科 博士課程前期課程1年生 人間システム工学専攻 片寄晴弘研究室)
【受賞名】
デモ推薦認定(審査員推薦)
【タイトル】
GB-ABBX : ジェスチャーセンシングによるビートボックスパフォーマンスの拡張
【概要】
ビートボックスは、人間の発声器官を使ってパーカッシブサウンドを生成し、ビート、リズム、メロディなどの様々な音を作り出す音楽パフォーマンス技術である。最近ではサウンドエフェクトなどを用いた高度な技術や独自のスタイルが開発され、競技会も開催されている。我々はIT 技術を応用したビートボックスパフォーマンスの拡張に取り組んでいる。シンポジウムでは、特にジェスチャーセンシングを用いたビートボックスパフォーマンスの拡張について技術的な構成を示すとともに実演を行う。
【受賞者】
川口竜斉さん(工学部 情報工学課程 3年生)
【受賞名】
優秀研究賞
【タイトル】
GPT-4による対話的音楽生成のためのプロンプトエンジニアリング
【概要】
生成系AI 技術の進展の一つの形としてText to music スタイルによる自動作曲システムの実用化が進んでいる。このシステムの使用により、簡易な操作によって素人レベルのユーザーが想像を超えるレベルの音楽を作ることができるようになったが、ユーザー自身の意図をどのように作品に反映させるかという観点からは、解決すべき課題が残されている。我々は、GPT-4 を基盤としたプロンプトエンジニアリングの枠組みを利用し、一部のパラメータによる意図指定手法も用いて、対話的な作曲作業のフレームワークのデザインに取り組んでいる。本稿ではこの取り組みをデモを交えて紹介する。
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更新日:2023年09月19日