【関西学院大学】世界食糧デーにフードロス削減イベント「食品との一期一会」を開催
アジアン食堂バルsalaの店舗前での出店風景
【関西学院大学webサイトより転載】
起業に必要な経営スキルを学ぶ 「Kwansei Gakuin STARTUP ACADEMY」 を受講する栗田拓実さん(商学部3年生)、中川柚花さん(法学部3年生)、小菅優衣さん(人間福祉学部1年生)が10月16日、世界食糧デーにあわせて神戸市中央区にあるアジアン食堂バルsalaにて、フードロス削減イベントを開催しました。神戸市内にある5件の協力店舗から当日の売れ残ったパンや焼き菓子67個を回収し、それらを販売。正午からわずか2時間足らずで完売となり、フードロス削減に貢献しました。
販売風景
世界では、数え切れないほど多くの人々が満足に食事をとることが難しい状況であるにも関わらず、日本では1年間で東京ドーム5個分もの食料が廃棄されていると言われています。この現状に対し「とにかくアクションを起こしたい」と一念発起し、売れ残った商品を代行販売することを企画。食材を無駄なく、そして有効に消費者へ届けるイベントを終えた学生たちは、「飲食業界に対して何1つ知識の無い状態からのスタートは難しい事も多かったが、お店の声を大切にするため神戸市内中のパン・洋菓子店を毎日訪れ、お話を伺ったからこそ、イベントを実現することが出来た。今回の活動から見えた課題を今後も改善し、より良い事業を作り上げていきたい」と話しました。この企画の販売場所を提供したアジアン食堂バルsalaの店長を務める黒田尚子さんは、本学の人間福祉学部を卒業しており、経営者の視点から後輩の柔軟な発想を実行に移すためのアドバイスを行いました。卒業生が現役学生の活動を支援するという、本学ならではの取り組みです。
■STARTUP ACADEMYについて
STARTUP ACADEMYとは本学の社会連携センターが開講する特別講座。6ヶ月という限られた期間の中で3回の事業開発・起業にチャレンジし、「経営スキル」を学び、起業家への最初の一歩を踏み出す機会を提供しています。全ての学部生・院生が挑戦することが可能で、西宮上ケ原キャンパスおよび神戸三田キャンパスで講座を開講しています。(2022年10月28日)
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更新日:2022年11月10日