【関西学院大学】第10回「関学レインボーウィーク」始まる 映画上映やトークイベントも
【関西学院大学webサイトより転載】
関西学院大学の西宮上ケ原、西宮聖和、神戸三田の3キャンパスで5月16日、性的少数者をはじめ多様性を認める環境を作ることを目的にした第10回「関学レインボーウィーク」が始まりました。今年のテーマは、「十人十色「隠レインボー(かくれんぼ)」しなくてもいい関学へ」。5月20日まで、パネル展示やLGBTQ+関連図書の展示のほか、映画上映会、交流会、トークイベント、パネルディスカッションなどが企画されています。
イベントの後半には、きんきトランス・ミーティングのLilyさんが登場。「LGBTQ+当事者は孤立しがちですが、世の中には安心して話せる仲間がいますので、一人で悩まないでください」と訴え、「関学レインボーウィークのようなセクシュアリティの多様性をテーマにしたイベントを全学的に行っている大学は珍しいので、素晴らしいことだと感じています。今後も継続されることで、誰もが生きやすい社会になることを期待し、その思いを曲にも込めています」と関学レインボーウィークをテーマにLilyさんが作詞・作曲したオリジナル曲「ぐるぐる踊る」を演奏。中央芝生は一体感に包まれました。
「関学レインボーウィーク」は、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)と称される多様な性の在り方を認め、考える「IDAHOT(国際反ホモフォビア・反トランスフォビア)の日」(5月17日)に合わせて、2013年から毎年開催しています。関西学院は2010年9月、学生・生徒・児童・教職員ら関西学院に集うすべての人が性別や年齢はもとより、国籍、人種、民族、出生地、宗教、セクシュアリティといった違いを尊び、それぞれの能力を発揮できる環境づくりに向けて努力していこうと、「インクルーシブ・コミュニティ(多様性を力とする垣根なき共同体)宣言」を発表。2019年には、インクルーシブ・コミュニティを実現するための基本方針を策定しています。
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更新日:2022年05月17日