【関西学院大学】商学部・石淵ゼミが産学連携のカクテルコンテストで優秀賞 神戸酒心館で期間限定発売
【関西学院大学webサイトより転載】
マーケティングリサーチ、消費者行動論を専門とする商学部・石淵順也教授のゼミ生(藤田真帆さん、奥野菜々子さん、佐竹桃香さん、櫻井美空さん、三中理紗さん、有田凪沙さん いずれも2022年3月商学部卒業)が3月16日、SDGsに配慮した地エネの酒「福寿 純米吟醸山田錦 環(めぐる)」を用いたカクテルコンテストで優秀賞を受賞しました。石淵ゼミ生の提案したカクテル「めぐるシェイク」は、4月1日から4月30日まで神戸酒心館のレストラン「さかばやし」で発売されています。神戸新聞社、神戸酒心館(福寿の酒蔵元) と連携した産学連携の企画です。
「めぐるシェイク」は、「レトロ×日本酒」をテーマに、日本酒に馴染みの少ないZ世代にも楽しめるようにと甘めの味わいと「ミルクセーキ」のレトロ感をイメージした一品です。若い女性が好むとされる「かわいい」「甘くて飲みやすい」「映える」の3つのポイントを備えており、デザートカクテルとして新しい日本酒の飲み方を提案しています。
ゼミ生は2021年度の秋学期から開発を開始。これまで大学で学んだ知識を活用し、消費者対象の調査、蔵見学、飲食店の調査などマーケティングリサーチを行いました。調査結果をもとにコンセプト、ターゲット、提供シーンや価値、価格、作り方等を練り上げ、神戸新聞社の施設での試作会も重ねました。
カクテルコンテスト当日は、神戸酒心館の社長ら関係者を対象に、環を使ったカクテルの試作を用いてプレゼンテーションを行いました。「これまでにない新しい日本酒の楽しみ方を提案していること」「ミルクセーキというコンセプトが、Z世代を中心に広がるレトロブームと合致していること」などが評価されました。
藤田真帆さんは「当初、メンバーの過半数が日本酒を飲んだことがなく、どのような人がどんな時にどんなきっかけで日本酒を飲むのかわかりませんでした。そのため調査を繰り返し、消費者のニーズ理解に努めることで、自信を持って消費者の立場にたったカクテルを提案できたと思います。私は幼いころから自分の提案したものを市場に出すという夢がありました。企業と一緒に取り組むことで、その夢が実現できただけでなく、大規模なプロジェクトに挑戦するという貴重な経験ができました。ご協力いただいた神戸新聞社様、神戸酒心館様に心より感謝を申し上げます」 と話しました。
石淵ゼミではこれまで様々な企業・団体と産学連携の企画を行い、商品化を実現しています。
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更新日:2022年04月12日