【関西学院大学】留学生応援企画「オンライン京都ツアー&学生交流イベント」に留学生約50名が参加~舞妓さん発題のクイズにも
【関西学院大学webサイトより転載】
新型コロナウイルスの水際対策により入国できない状況が続く留学生を励まそうと、関西学院大学は2月27日、留学生応援企画「バーチャル京都ツアー&学生交流イベント」をオンラインで開催しました。中国や韓国、インドネシア、オーストラリアなどの留学生約50人が参加。京都の観光スポットについて紹介したあと、京都から舞妓さんがオンラインで出演し、舞妓に関するクイズなどで盛り上がりました。その後は学生交流団体 GS Network(Global Student Network)の学生によるキャンパスツアーや学生交流イベントを実施しました。
ツアーでは、平等院鳳凰堂や東寺など京都を代表する寺社を映像で巡ったあと、嵯峨野観光鉄道や伏見稲荷など一部については2D映像を用い、VRゴーグルで立体的に見てもらえる工夫をして紹介。京都からオンラインでライブ出演した舞妓さんが、舞を披露したあと、「なぜ白塗りをしているか」「修業期間」「年齢制限」「着物と帯の重さ」「かんざしのモチーフ」など舞妓に関するクイズを質問。留学生たちは国内の学生とチームに分かれて、答えを考えていました。その後、チームごとに学生生活などについて語り合いました。
関西学院大学では2月末現在で、入国できない留学生が約 230 名いました。留学生の 9 割超を占める私費留学生については、本学への留学を諦めて退学したり、休学したりする学生が出ているほか、精神的な不調をきたす学生も出ていました。今回のイベントは、そうした留学生を元気づけようと企画したもので、合わせて、学生と教職員からのメッセージを収録した動画を配信しています。
https://www.youtube.com/watch?v=aPNygEVLas4&feature=youtu.be
参加学生からは、「関学生の一員である意識が高まった」「授業外で他学生との交流機会が持てて良かった」「日本文化に触れることができて、日本への入国までもう少し頑張ろうと思えた」などの感想が寄せられました。
本イベントに先立ち、入国できない留学生一人ひとりに対し、担当する国際連携機構の職員が電話で連絡するなどして支援しました。日本政府の水際対策の緩和措置を受けて、本学では現在、留学生の新規入国の手続きを進めています。3月14日現在、約160人が入国の準備をしています。
※中国上海東方テレビが、このオンラインツアーを放送してくれました。
https://www.kankanews.com/a/2022-03-03/00310061524.shtml
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更新日:2022年03月23日