【大手前大学】【健康栄養学部・国際看護学部】1型糖尿病をもつ子どもたちの教育キャンプに参加しました
【大手前大学WEBサイトより転載】
1型糖尿病患者会主催の夏季教育キャンプが、三重県にて3泊4日で開催され、健康栄養学部の小松先生と4年生1名、国際看護学部の4年生2名、健康栄養学部の卒業生3名が参加しました。
1型糖尿病は、血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンを分泌する膵臓のβ細胞機能が著しく低下する疾患で、発症には自己免疫が関与しています。発症年齢のピークは10歳とされており、ほとんどの症例で生命維持のために発症時にインスリン補充療法を開始することが必要不可欠です。
教育キャンプ中、参加した学生はボランティアスタッフとして、子どもたち2名と小グループを形成して寝食を共にし、1型糖尿病とともに成長する子どもたちのために企画された各プログラムにも一緒に参加しました。プログラムは、災害時の自助行動や病名変更とスティグマに関するグループディスカッション、体育館でのイベント、屋外での活動、炊事などが行われました。医師、看護師、栄養士などの医療職種を中心とした他のスタッフとも交流をもちながら、プログラムを通して当該疾患への理解を深めることができました。
当該キャンプに参加する卒業生は、主に病院で糖尿病をもつ方々の栄養管理・栄養相談を担当する管理栄養士が多く、自己研鑽を兼ねて毎年数名がボランティアスタッフとして参加しています。教育キャンプ全体の食事運営(食堂での配膳や野外炊事活動)や食事中の糖質量チェック、全体への周知、低血糖時の補食準備等を担当する栄養士チームの一員としてキャンプを支えています。
(配信元:健康栄養学部・国際看護学部)
(2024年08月19日)
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更新日:2024年08月21日