【大手前大学】【健康栄養学部】1型糖尿病をもつ子どもたちのための親子デザート作り会を開催

【大手前大学WEBサイトより転載】

1型糖尿病患者会主催のデザート作り会が開催され、健康栄養学部の小松祥子先生と3年生5名が、レシピ作りと当日の運営を担当しました。デザートはゼラチンで作る「パフェ風アーモンドプリン」です。
参加者は1型糖尿病をもつ小学生から高校生とその保護者で、作り方の説明やデモンストレーションをした後に実習をし、各々が作ったものを試食しました。学生はデモンストレーションが円滑に進むように食材や器具を準備したり、調理作業する子どもたちをサポートしたりするなどして交流を深めました。
また、ゼラチンでゼリーを固めている間には、参加した皆さんにクイズ形式で使用した食材について理解を深めてもらいました。
参加した学生は、打ち合わせから当日の準備・片付け、実習中の予期せぬ事態への対応など、調理実習を運営する側に立って経験を積むことができました。
1型糖尿病は、血糖値を下げるホルモンであるインスリンを分泌する膵臓の機能が低下する疾患です。体外からのインスリン製剤投与が現在唯一の治療法で、血糖値を最も上昇させる食事中の糖質量はインスリン投与量を決定するための重要な要素の一つです。

(配信元:健康栄養学部)

(2024年08月09日)

学生と一緒に調理をする様子 その1
学生と一緒に調理をする様子 その2
作ったデザートを手に持って記念撮影
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更新日:2024年08月09日