【大手前大学】【地域連携】西宮中央運動公園再整備事業に伴うワークショップを開催しました。

【大手前大学WEBサイトより転載】

西宮中央運動公園は、南部市街地における貴重な緑の空間であるとともに、中央体育館や陸上競技場とあわせて、西宮市のスポーツ・レクリエーション活動の拠点となっていますが、
近年、中央体育館や陸上競技場などの老朽化が進行しており、各施設の早急な更新が課題となっていることから、再整備が行われることになりました。

そこで、西宮市内の大学で建築コースのある本学に公園建設に向けたワークショップ開催の申し出があり、6月1日（土曜日）株式会社梓設計主催、株式会社現代ランドスケープ担当者様、西宮市産業文化局文化スポーツ部担当者様にお越し頂き、アイデアワークショップを開催しました。

ワークショップに参加した建築コースの有志学生は、4月27日（土曜日）に西宮市、設計担当者、引率教員とともに現地を訪れ、観光・地域マネジメントコースの学生は、利用者目線でのアイデア提案のため、事前説明会に参加し、個人またはゼミで取りまとめた提案をプレゼンし、提案された内容を基に各グループに分かれて意見交換を行いました。

観光・地域マネジメントコースの学生は、新陸上競技場、新中央体育前に広がる広場で、農園を作り、実った農作物を出店されるカフェとコラボしたメニューの開発や市民の方に参加頂く農業体験コーナーを設ける。また、建築コースの学生は、西宮市のキャラクターを用いたサインの提案や、1階アリーナから2階の観覧席への動線がほしいという意見。光環境を学ぶ学生からは、時間の経緯で照度を変える、敷地内は、電球色を使用して落ち着いた雰囲気を作る、季節ごとの樹々（桜、紅葉）のライトアップや近隣の居住者に配慮した意見も述べられました。

これら学生たちの提案や意見を持ち帰られ、今後、株式会社梓設計様よりフィードバックを頂く予定です。
 

（配信元：地域・社会連携室）

（2024年06月12日）