【大手前大学】【建築&芸術学部】5大学参加の「大学連携住宅講評会」にて奨励賞受賞!
【大手前大学WEBサイトより転載】
建築&芸術学部3年生の高岡 日陽里さんが、3月に実施された「大学連携住宅講評会」にて「奨励賞」を受賞しました。
「大学連携住宅講評会」は兵庫県内の5大学から作品が出され、学生主体で運営される今年で3回目となる講評会です。
今回の参加校は、大手前大学、神戸大学、関西学院大学、神戸芸術工科大学、武庫川女子大学の5校で、54作品が展示。
各学校それぞれ独自の設計テーマに取り組み、学生ならではの住宅作品案が出されました。
建築模型と写真や図面、設計意図を掲載したパネルにより一次審査が行われ、その中から約10作品が二次審査へ進み審査員や参加者にプレゼンテーションを実施し、その結果見事、奨励賞を受賞!
高岡さんの住宅作品案は、傾斜地に建つ住宅を想定。
スラブ(床板)に高低差を設け、各部屋間は壁や扉がなく、数段の階段や家具などでつながる「スラブグラデーション」住宅です。
1階、2階という区別はなく、人が住む暮らしの部分と来訪者を迎えることを兼ね合わせたすべての空間が繋がりつつも「プライベート」空間と「パブリック」空間を確立するように、出入口に近い傾斜地の低い側にパブリック要素を持つ空間を多く設け、上層に向かうにつれてプライベート度が高まる設計にするなど様々な工夫が凝らされています。
今回の経験を活かし今後も活躍することを願っています!
【コメント:建築&芸術学部3年生 高岡 日陽里さん】
挑戦するからには結果を残したいと思い、下田講師(インテリアデザイン専攻)に指導を受け、また当時4年生だったゼミの先輩にもアドバイスをいただき住宅作品案と建築模型を制作しました。
「大学連携住宅講評会」での発表は、外部の方々に審査されるということもあり学内での選抜発表とは雰囲気が異なっていてとても緊張しました。
審査では思ってもみなかった着眼点から質問をいただいたり、指摘や改善点などかなり具体的にご意見を頂戴しました。
有志で集まった学生に対して本気で講評をしてくださりとても良い経験になったと感じています。
今後はゼミでの課題を重ねていき、自分の建築への解釈や方向性を定めていきたいです。
今考えているのは心理学を交えること。
感情と建築・インテリアを組み合わせたものを考えていきたいと思っています。
(配信元:学園広報)
(2024年04月30日)
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更新日:2024年05月07日