【武庫川女子大学】近畿経済産業局主催の「開放特許等を活用したビジネスアイデア学生コンテスト」の最終審査会で優勝しました。

情報メディア学科 大森ゼミ生

情報メディア学科大森ゼミ生たち

【武庫川女子大学webサイトより転載】

情報メディア学科 大森いさみゼミ2年生の塩田愛莉さん、吉川碧桜さん、鍜 祐奈さん、安永かのんさんのグループが1月20日、経済産業省 近畿経済産業局主催の「開放特許等を活用したビジネスアイデア学生コンテスト」(※1)の最終審査会で、優勝にあたる近畿経済産業局超賞を受賞。また、同ゼミの大野涼佳さん、山下真穂さん、青木桃香さん、盛本唯芽さん、山下真由さんの5人に、クロスアポイントメント制度で交流のある大阪大学大学院生の田中勇気さんが加わったグループが審査員特別賞を受賞しました。

(写真は左から田中勇気さん、青木桃香さん、山下真穂さん、大野涼佳さん、盛本唯芽さん、山下真由さん、鍜 祐奈さん、安永かのんさん、塩田愛莉さん)

このコンテストには、知財を専攻するゼミを中心に、4大学12チームが参加。3年生で構成されるグループが集まるなか、本学の2年生グループが近畿経済産業局長賞と審査員特別賞を勝ち取るという快挙となりました。

 

塩田さんらのグループは開放特許の中から株式会社ナンゴー(京都府宇治市)の「ステレオグラム立体造形技術」(※2)を選択。

見えてはいけないものをステレオグラムで隠すという発想から、ブランドのコピー商品の問題とからめていくアイデアを提案しました。

大野さんらのグループは富士通株式会社(本店:神奈川県川崎市)の「芳香発散技術」(※3)を選択。

香りについて学ぶところから始まり、場所を取らず、かつ特許を生かすものとして、技術を「ハンガー」に使用するアイデアを提案しました。

 

学生は

「実際に各ブランドの声を聞く中で、フランス本社へもメールを送るという経験ができました」

「なかなかアイデアが出ないこともあり、ビジネスプランドラフトを提出するまでが一番しんどかったです」

「最終審査会の前日は、大学入試センター試験の実施日で大学に立ち入ることができなかったので、甲子園球場近くの高速道路高架下で練習しました」

「今回、コンテストに参加したことで、社会の構造の一部を見た気がします」

と話しています。

※1「開放特許等を活用したビジネスアイデア学生コンテスト」

開放特許をはじめとする有用な公開技術情報と大学生の柔軟な発想をハイレベルで融合し、新たな商品・サービスを企画するとともに、その商品・サービスを事業化した際の市場性も踏まえたビジネスプランを提案するものです。

※2「株式会社ナンゴー『ステレオグラム立体造形技術』」

これまで印刷物など平面でしか表現できなかったステレオグラムを、平面から立体造形化することに成功。金属加工の独自技術との組み合わせで「金型による造形物の生産」をしました。

※3「富士通株式会社『芳香発散技術』」

小物やアクセサリーなどの携行品に香りを付ける技術。香水やアロマオイルなどを吸収するチップと、それを取り囲む構造に工夫がなされ、薄型ながら香りの発散しやすい点が特長です。

 

(2019年1月23日)

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更新日:2019年01月29日