【関西学院大学】スマホかざすと、見たい場所が動画で見える!AR動画を使った観光ブック「きゅんっとvol.3」を披露

朝来市で授業の成果の報告会

「きゅんっとvol.3」のスマホを使った利用法を説明する学生たち

「きゅんっとvol.3」のスマホを使った利用法を説明する学生たち

【関西学院大学webサイトより転載】

兵庫県朝来市の朝来市商工会にて、9月13日、ハンズオン・ラーニングセンターの開講科目「社会探究実践演習1.・2.(朝来・竹田城下町活性化PJ)」の現地報告会が開催されました。受講生(18名)のうち有志7名が、連携先である朝来市商工会や協力企業をはじめ、竹田城跡を抱える竹田地区の代表者やまちづくり関係者、朝来市役所、地元金融機関の人ら30名を前に、春学期の取り組みと成果について発表しました。
最初に授業担当の奥貫麻紀准教授が、観光の概況と、学生が取り組んでいる「観光動態調査」の上半期の結果に基づき、竹田や市内の観光動態の傾向と課題について報告。続いて、現地でヒアリングした質的データを踏まえ、学生たちが「竹田城跡以外の観光情報をわかりやすく知りたい」という観光客のニーズを紹介しながら、観光振興に不可欠な市内滞在時間の拡大が地域課題であるとし、旅行前・旅行中・旅行後の情報発信の必要性を指摘しました。
そのうえで、学生たちは、スマートフォンと冊子を併用する観光客への情報提供コンテンツとして企画・制作した「TAKEDA&IKUNO BOOKきゅんっとvol.3」を披露しました。

商工会や地元企業、市役所の人たちが集まって開かれた報告会

商工会や地元企業、市役所の人たちが集まって開かれた報告会

冊子の写真にスマホをかざすと画像が飛び出してくる「AR動画」の技術を使い、既存の情報ツールと差別化を図っているのが特徴。冊子もハート形にしたデザイン性のあるもので、1枚ごとに竹田城跡と生野銀山を中心とした42カ所の周辺観光スポット、店舗、宿泊施設を紹介しており、観光客が行きたい場所や店を選んで、立ち寄ったり、周遊したりしてもらうような仕掛けにしています。メインターゲットは、女性を中心にした観光客。近年増加している外国人観光客にも活用してもらえるよう英語表記や字幕もつけており、ネットによる情報発信も視野に入れているなど、既存の情報提供と差別化を図っています。

出席者にスマホの使い方を説明する学生たち

出席者にスマホの使い方を説明する学生たち

報告会では、学生たちが実際に冊子とスマホを使って、AR動画の楽しみ方を出席者にデモンストレーション。新たな手法による情報提供で、実際に動画を見た出席者からは年代を問わず、歓声が上がっていました。観光企業の経営者からは「目の前が開けたように感じた。調査を経て、観光振興の提案だけでなく、実現に取り組んでいただいているのが大変ありがたい」とコメントをいただき、地元のまちづくり関係者は「地域も皆さんと一緒に、皆さんに負けないように頑張っていきたい」と話していました。

授業では「現地・現物・現実」を大切にし、竹田の人々やフィールドに真剣に向き合ってきた学生たち。「調査なくして提案なし」、そして「提案するなら実行まで」というように、ハードルを上げながらも「自分たちの力で朝来の魅力を伝えたい」という熱意で、試行錯誤を重ねながら粘り強く取り組み、完成にこぎつけました。
「TAKEDA&IKUNO BOOKきゅんっとvol.3」は、10月から現地で観光客に向けて配布され、実際に利用されるようになります。また、観光動態調査の結果・分析は、地元企業にもフィードバックされます。

現地を調査し「きゅんっとvol.3」の実用化にこぎつけて報告した学生たち

現地を調査し「きゅんっとvol.3」の実用化にこぎつけて報告した学生たち

「きゅんっとvol.3」

「きゅんっとvol.3」

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更新日:2018年09月20日