【関西学院大学】商学部ゼミ生が商品開発コンテストでテーマ優勝 SDGsがテーマの旅行プランを商品化へ

Student Innovation College2020 冬カンファレンス

商学部ゼミ生

Wake Up 柏原のメンバーで集合写真

【関西学院大学webサイトより転載】

マーケティングを学ぶ全国の学生が企業から出されたテーマで商品化を目指す産学連携のコンテスト「Student Innovation College(Sカレ)2020 冬カンファレンス(冬カン)」が12月6日にオンラインであり、商学部・石淵順也教授のゼミ生がテーマ優勝(1位)に輝きました。受賞したのは井上雅貴さん、岡本菜々恵さん、佐竹桃香さん(全員商学部3年生)。出場したテーマは「SDGsに貢献する旅行商品(日本旅行)」です。
今年のSカレは、25大学29ゼミ(403名)の3年生が参加。学生らは7テーマの中から商品企画を考え、Facebookで公開し「いいね!」で支持を集め、コメントで改善し、発売を目指します。10月3日、オンラインでの秋カン(10月)でコンセプトを競い、今回の冬カンでは商品化権を最終プランで競い合いました。最終的には来年10月の秋カンで、発売実績での総合優勝を目指します。今年4月の応募から来年10月まで、1年以上続くプロジェクトです。

柏原の町並みや観光資源をライトアップ

「井上さん、岡本さん、佐竹さんのチームは、小学生(特に図工と体育が好きな4年生)の子どもがいる家族をターゲットとし、滋賀県で森林資源に関連したSDGsを学ぶパッケージプラン「Tree R trip」を提案しました。このプランは、木にまつわる工作やアクティビティを通して、「Reduce(ごみそのものを減らす)」「Reuse(何回も繰り返して使う)」「Recycle(資源として再利用する)」の3Rを体験するもの。滋賀県が積極的にSDGsを推進し、特に栗東市が木を活用した取り組みが盛んなこと、大阪を中心とした関西圏から電車でのアクセスが良いことなどから場所を選びました。
新型コロナウイルス感染症の影響があり、3人はオンラインで準備を進めました。安全を配慮しながら現地に足を運び、実店舗へのインタビュー調査や商品化への交渉を実施。施設の体験も行いました。また子どもを持つ親へのアンケート調査などで提案を磨き、申し込みやすい金額設定や新型コロナウイルス感染症対策にも配慮し、実現性の高いプランを作りました。

パッケージプラン「Tree R trip」

プラン内の施設を利用すれば必ず3Rのどれかを感じることができるため、冬カンではコンセプトの一貫性があることが高く評価されました。
3人は「このプランを通じて、多くの方に喜びや楽しさを感じてもらいたい。そのために、今後は商品の実現に向けて、日本旅行の方と一緒にブラッシュアップしていきます」と目を輝かせています。


※パッケージプラン「Tree R trip」は2021年夏頃に商品化される予定です。状況により変更になる可能性があります。

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更新日:2020年12月09日