【関西学院大学】SDGsとG20の関係を議論 カナダ・トロント大学と国際合同ワークショップを開催

関西学院大学国連・外交統括センター、トロント大学のG20研究グループ国際合同ワークショップの様子

【関西学院大学webサイトより転載】

関西学院大学国連・外交統括センターは6月23日、G20大阪サミット(6月28、29日)に先立ち、西宮上ケ原キャンパスにて、カナダ・トロント大学のG20研究グループとともに国際合同ワークショップを開催しました。国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)とG20の関係が主なテーマで、1.SDGsを推進し持続可能な世界をつくるためにG20サミットはいかに機能してきたのか2.SDGsの目標達成のため、大阪サミットで何ができるのか、国連とどう協働してきたのか3.大阪サミット以降、国連とのパートナーシップをいかに強化できるのか――などについて意見を交わしました。学生を中心に100名を超える参加があり、研究者や国連・外交の専門家の話に熱心に聞き入っていました。

トロント大学と関西学院大学の間には、約130年にわたる長い友好の歴史があり、今回のワークショップは、トロント大学のG20研究グループ創設者で、本学でもカナダ研究客員教員を務めたこともあるジョン・カートン(John Kirton)教授からの呼びかけで実現しました。

午前中は、長年にわたりG20を研究するトロント大学研究グループの教員・研究者が、G20サミットの歴史、G20で話し合われた内容の実施に向けた取り組み、アジアおよび世界の安全保障に関するG20と国連の役割について、説明・紹介がありました。午後には最初に基調講演があり、JICA研究所の大野泉所長とジョン・カートン教授が登壇。大野所長はSDGsに関し、T20(G20のシンクタンクの会合)の視点からお話しされ、ジョン・カートン教授は大阪サミットの可能性と見通しについて語りかけられました。その後、国連・外交統括センターの教員が、マルチラテラリズム(多国間主義)の方向性や今後のG20と国連の協力のあり方を述べたうえで、SDGs達成に向けての問題を提起。大野所長を含めた双方の教員によるパネルディスカッションで活発な議論が交わされました。

各セッションでは、フロアとの間で質疑応答の時間が設けられました。「なぜイランはG20のメンバーではないのか?」「海洋プラスティックの問題解決のための資金計画はできているのか?」「G20大阪サミットの成果で期待することは何か?」など、終了時間間際まで多数の質問が寄せられ、活気あふれるワークショップとなりました。(2019年6月25日)

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更新日:2019年07月01日