【神戸女学院大学】大阪アジアン映画祭字幕作成プロジェクトが行われました。

プロジェクトのメンバー

【神戸女学院大学WEBサイトより転載】


2020年3月6日~15日開催の大阪アジアン映画祭で映画「メイド・イン・バングラデシュ(Made in Bangladesh)」(2019年 ルバイヤット・ホセインRubaiyat Hossain 監督作品)が上映されます。これは、バングラデシュのファストファッションの縫製工場で働く実在の女性をモデルとして作られた作品で、劣悪な労働環境のなか、女性たちが団結して奮闘する物語です。このたび、本学英文学科の学生たちが、この映画の日本語字幕を制作することになり、チーム神戸女学院大学英文学科としてプロジェクトが始動しました。

参加した28名の学生たちにとっては初めての経験ですが、バングラデシュをフィールドとして研究をしている南出先生、通訳・翻訳プログラムのJones先生から字幕翻訳についての講義をきき、2人ずつでそれぞれ6分~8分ほどを担当しました。字幕には文字制限もあり、また登場人物のキャラクターに合った言葉や場面に合った表現を工夫する必要があり、初心者の学生たちには簡単なことではありません。それでも全員が心をこめて熱心に取り組み、全体を声に出して確認して完成することができました。

「メイド・イン・バングラデシュ」は3月10日(火曜日)18:40、12日(木曜日)12:00の2回、梅田のシネリーブルで上映されます。ぜひご覧ください。また、映画のモデルになった女性と主役の女性を招いての映画祭と本学英文学科共催のシンポジウム「『メイド・イン・バングラデシュ』を考える(Behind “Made in Bangladesh”)」も開催されます。PINE BROOKLYNにて3月13日(金曜日)14:00~15:30で、バングラデシュでField Studyした学生の報告を予定しています。こちらもぜひご参加ください。


 (2020年2月14日)
 

更新日:2020年02月17日