【神戸女学院大学】文学部講演会を開催しました。

文学部講演会の様子

【神戸女学院大学WEBサイトより転載】

12月7日(土曜日)本学文学部1号館21室において、文学部講演会を開催しました。

文学部講演会は、文学部の学生対象に講演会の企画を募集し、採用された案を学生中心で実行、運営するものです。今年度は英文学科3年生の徳冨郁香さんと総合文化学科3年生南脇桃子さんを中心に、野瀬一恵さん(英文3年)、平田侑梨さん(総文3年)、長屋由里子さん(総文3年)、奥田萌莉さん(バイオ3年)の6名が、卒業生でNHK国際放送局World News部エグゼクティブアナウンサー、山本美希さんを招いての講演会を企画し、9月からミーティングを重ねて準備してきました。

当日は、14時から講演会(タイトル「話す、伝える、伝わる」)を開始。前半は山本美希さんが2014年から担当しておられるNHK NEWSLINEの映像を見ながら、山本さんの神戸女学院での日々、留学、そして現在のお仕事のこと等、ご自身の体験についてうかがいました。新約聖書ガラテヤの信徒への手紙にある「人にはおのおの、負うべき自分自身の重荷がある」という言葉をいつも心に持ち続けておられることや、架け橋となる仕事をしようとジャーナリズムの道に進まれたこと等、学生にとってとても刺激的で心に残る内容でした。続いて、登壇した学生3名から山本さんへの質問の時間をとりました。現代社会におけるメディア放送の役割・課題について、アナウンサーとして日頃大切にされていること、卒業生として後輩への英語学習のアドバイスや、日本語と英語の発声の違い、一日のスケジュール等、学生からの様々な質問の一つ一つに中身の濃い答えを返してくださいました。

休憩をはさんで後半には、あらかじめ配布していた質問用紙に書かれたフロアからの質問について、山本さんに答えていただきました。講演会終了後は、社交館ラウンジでの学生たちとの茶話会でした。先輩として、時間の許す限り後輩たちの要望に応じて下さった山本さん、ありがとうございました。

参加者には英語の勉強にもなるNHK NEWSLINEがとても身近になった講演会でした。「与えられた舞台で輝きなさい。そうすれば自ずと未来は開ける」―山本さんが先輩から送られて、今度は主催学生たちへくださった励ましメッセージを皆さまにもお届けします。
 

 (2019年12月9日)
 

講演会を実行・運営した学生たち

更新日:2019年12月18日