【武庫川女子大学】教育学部教育学科ゼミ生の作品がコンテストにおいて「グランプリ」および「佳作賞」を受賞しました!

【武庫川女子大学】教育学部教育学科 図画工作藤井ゼミ生の作品が、『リボーン・アートボール作品コンテスト』において「グランプリ」および「佳作賞」を受賞しました!

【武庫川女子大学WEBサイトより転載】

 『リボーン・アートボール作品コンテスト』(主催:茨城県)に応募していた教育学部教育学科図画工作藤井達矢教授のゼミ生の作品が、「グランプリ」および「佳作賞」を受賞しました。

 このコンテストは、来年の東京オリンピックでサッカーなどの会場となる茨城県が主催しているもので、アスリートが使用し廃棄されるボールをアートで再生し、スポーツとアートが新たな社会を紡ぐ力となることをコンセプトとしています。

 藤井ゼミ3年生10人(相原優香さん・河村海宇さん・田口晴菜さん・永山智理さん・福本菜央さん・兼子奈々穂さん・近藤詩さん・高木菜々子さん・高橋美穂さん・渡部佳代さん)は、近隣学校などからピンポン球を、教育学科体育研究室の先生からも不要のボールを譲り受けて制作し、見事「グランプリ」を受賞しました。

 参加した学生は、「ピンポン球を大量に配置することで文字が読めるようにしました。聖火リレーは、走る人だけでなく、地域や世界中の人々の想いを伴ったものだと思います。その想いは1つ1つのボールに象徴され、さらに全体として、上から見ると『聖火ランナー』の姿、横から見ると『TOKYO2020』と読めるようにしました。暗闇でブラックライトを照らすと光ります」と説明しました。

 

 4年生2人(木村悠希さん・川口彩里さん)は、主に本学健康スポーツ科学部から譲り受けたテニスボールを用いて、夢が叶うドラゴンボールを追ういもむしを表現し、「佳作賞」を受賞しました。

 制作に取り組んだ学生は、「このイモムシはどんな夢でも叶うというドラゴンボールを求めて旅に出ます。球は洋の東西問わず究極の形として捉えられ、仏教の世界観では宝珠や天球を持つマリア像もあります。そんな夢のボールを見つけ、遂に手にするその場所は、東京2020なのです。スポーツとアートがドラゴンボールで合わさって、世界中の誰しもが、政治も宗教も文化も言葉も、あらゆる枠を乗り越えて手を繋ぐことを心から願っています」と話しました。

 

 また、作品を主人公とした簡単なアニメーションも制作し、展示会場ではQRコードを表示して、スマホで映像を見られるようにしました。

 

 これらの受賞作品は『リボーン・アートボール展』として、
 10/8(火曜日)-10/14(月曜日)茨城県つくば美術館
 10/26(土曜日)-11/10(日曜日)茨城県庁2階
 で展示されます。なお11月4日には茨城県庁にて授賞式が行われます。
 

 さらに茨城県水戸市の県民ギャラリーでも『リボーン・アートボール展』9/29(日曜日)-10/14(月曜日)が開かれ、こちらにもゼミ作品2点と本学美術部作品2点が展示されました。

 いずれの作品も、来年の東京オリンピック期間にも展覧会で展示される予定です。
 

 (2019年10月24日)
 

グランプリ受賞作品1
グランプリ受賞作品2
グランプリ受賞作品3
佳作賞受賞作品1
佳作賞受賞作品2
佳作賞受賞作品3

更新日:2019年10月25日