【兵庫医科大学】~脳内ストレスを暴き、病気を防げ!(HIC事業)~ 共同研究を採択、全学横断研究 本格始動へ

Hyogo Innovative Challenge研究責任者
Hyogo Innovative Challengeのロゴ

【兵庫医科大学WEBサイトより転載】

兵庫医科大学(兵庫県西宮市、学長・野口 光一) は、大学の看板となりうる全学横断的な研究プロジェクト「Hyogo Innovative Challenge(以降、HIC事業)」の共同研究課題を採択しました。

プロジェクトが本格的に始動するのは、2019年2月12日に学内で行う「HIC事業キックオフ会議」からです。

HIC事業は、本学の研究を起点として、兵庫県の医療・産業に貢献し、ひいては新たに得た知見を世界へ発信するという目的で実施するプロジェクト研究です。

2018年10月にメインテーマを「脳内ストレス顕在化の評価を通じた疾病予防戦略と実装」に決定した後、学内で共同研究者を募り、2019年1月17日に5つの共同研究課題を採択しました。


採択した課題の研究部門は、放射線医学、眼科学、内科学(肝・胆・膵科)、生理学 生体機能部門、生理学 神経生理部門です。(※研究課題名は下記参照)

HIC事業は、今後、内科学(糖尿病・内分泌・代謝科)主任教授の小山 英則を主任研究者とし、5部門が協力して、脳内ストレスの実態解明および病気を防ぐことを目的とした大型プロジェクト研究に取り組みます。

 

研究プロジェクト 共同研究課題 採択者一覧(主任研究者及び各研究課題 責任者)

<研究メインテーマ>
脳内ストレス顕在化の評価を通じた疾病予防戦略と実装

<主任研究者>
兵庫医科大学 内科学(糖尿病・内分泌・代謝科) 主任教授 小山 英則

<各研究テーマと共同研究責任者>

テーマ 共同研究責任者(所属、氏名)
生活習慣病に起因する脳内ストレスによる神経炎症のPETイメージング 放射線医療センター
核医学・PET診療部
准教授
藤田 昌宏
脳内ストレスに関与する眼内画像マーカーの探索
~加齢黄斑変性発症との関わり
眼科学 主任教授
五味 文
呼吸制御によるストレス低減の認知神経基盤の解明 生理学
生体機能部門
助教
中村 望
慢性肝疾患におけるサルコペニアと睡眠障害・潜在性脳症・脳内ストレスに関する検討 内科学
(肝・胆・膵科)
准教授
榎本 平之
疼痛脳内ストレスの実体と顕在化メカニズム全容の解明 生理学
神経生理部門
教授
古江 秀昌

 

主任研究者より

痛み、疲労、睡眠障害などで顕在化する脳内ストレスの本態を解明し、その評価法確立と病気の発症・進行とのかかわり、さらにはこれを制御することにより病気を予防することを目的とした大型プロジェクトが、基礎・臨床のバランスの取れた心強い共同研究者の参画を得ていよいよスタートします。これらの研究者はそれぞれ学内外研究者と強力なネットワークを有しています。その意味で、まさに大学の総力を結集できる研究体制が整ったといえます。各研究テーマは、個別にも新しい分野への大いなるチャレンジですが、これらの研究テーマが有機的に統合・連携することにより、世界的にも独自性と創造性にあふれた研究成果がうみだせるものと確信しています。

本プロジェクト 主任研究者
兵庫医科大学 内科学(糖尿病・内分泌・代謝科) 主任教授 小山 英則

お問い合わせ先

学校法人兵庫医科大学 総務部 広報課

電話番号:0798-45-6655(直通)
ファックス:0798-45-6219
E-mail:
URL:https://www.corp.hyo-med.ac.jp

この記事に関するお問い合わせ先

西宮市大学交流センター
(所管:西宮市地域学習推進課)

​​​​​​​西宮市北口町1-2-602 アクタ西宮東館6階
西宮市大学交流センター
電話番号 0798-69-3155

メールでのお問い合わせはこちら

お願い:大学提供情報につきましては、各大学に直接お問い合わせ下さい

更新日:2019年02月05日