甲子園短期大学 学生インタビュー

インタビューを受ける大学生二人が写った写真。様々な植物が植えられた鉢植えが多数並んでいる屋外で撮影されている。

大学で学んだ園芸の知識を活かし街の「フラワーフェスティバル」に出展

保育・福祉の分野での活躍を目指す学生たちが数多く集う甲子園短期大学。同大学では平成14年から、園芸によって心の癒しを行う「園芸療法士」養成のカリキュラムを実施し、全国的にも大きな注目を集めています。授業や実習の中で学んだ園芸知識を活かして、例年5月に開催される「フラワーフェスティバルin西宮」にも毎年出展。これまで市長賞をはじめ数々の賞を受賞してきました。今回は学内にある園芸実習場「イネーブルガーデン」にて、2017年のフェスティバル出展に携わった2人にインタビューさせてもらいました。

インタビューを受ける大学生(女性)の写真。室内で撮影されており部屋には観葉植物が複数置かれている。

甲子園短期大学
幼児教育保育学科 2回生
神野 マミさん

インタビューを受ける大学生(女性)の写真。室内で撮影されている。

甲子園短期大学
生活環境学科 1回生
竹下 アリサ ユキさん

大学の授業を通して「園芸療法士」の資格を目指す

二人の学生が大学の花壇を紹介している様子。花壇には黄色い花の植物が植えられている。

―お2人が通われている甲子園短期大学では、「園芸」について学ぶ機会がかなり多いそうですね。

神野さん:ええ。学校の授業には「園芸学」や「園芸療法論」などの授業があり、実際に植物を育てる実習なども行われています。私は現在、「園芸療法士」という資格の取得を目指して、毎日勉強を続けています。園芸って、人間関係などで抱えてしまったストレスを緩和する効果があるらしく、園芸療法士はそのスペシャリスト的な存在なんです。

甲子園短期大学園芸実習場花壇

竹下さん:私も同じく園芸療法士を目指しています。資格取得までには、まずは学校で指定された単位を取らないといけません。園芸療法士の養成機関は全国にもあまりないそうで、私たちと一緒に授業を受ける社会人の方もとっても多いんですよ。

―そして園芸の実習フィールドとなっているのが、この「イネーブルガーデン」ですね。

甲子園短期大学園芸実習場で育てたひまわり

神野さん:大学校舎の北側にある園芸実習場「イネーブルガーデン」には、温室などの設備に加えて、園芸の福祉的な効用を学ぶためのいろいろな場所が用意されています。例えば車椅子の方も植物に触れることができるよう、花壇が60~90センチの高さに設置されていたり、また小石や落ち葉などを敷き詰めて足元から直に自然の感触を察知できる「小道」があったり…。これって普通の園芸施設では、あまり見かけませんよね?またソーラー電力や井戸水が使われていて、環境にもすごく配慮がなされています。

竹下さん:実習授業の中では、土や肥料の種類・使い方、園芸の基礎知識、育てた植物を使って押し花を作り作品にするなどの応用、園芸療法のプランを考える実践演習などを行っています。教室で座って学ぶだけでなく、実際に植物を育てながら勉強しますので、毎日楽しく学べるんですよ。

イベント来場者から予想以上の反響が!

リースを持った大学生を写した写真。背後には大学の建物や街路樹、花壇が写っている。

―そんな園芸教育の一環として、甲子園短期大学では毎年5月開催の「フラワーフェスティバルin西宮」に作品を出展されていますね。

神野さん:前回のフラワーフェスティバルでは、園芸実習を履修している2回生が中心となり、「コンテナ・ハンギング部門」に4作品を出展しました。そしてそのうち1作品が銀賞を、3作品が奨励賞を受賞することができました。また学校には園芸部もあり、園芸部ではテーマガーデンを制作しました。『ガーデンウエディング』と題した、ピンクと白が基調の優しい雰囲気の作品で、これも銅賞を受賞しています。

―作品の出展に関して、お二人はどのような関わり方をされましたか。

神野さん:実は私、フェスティバルの当日に用事が入ってしまっていて、会場に行けないことが先にわかっていたんです。だからその分、準備に全力を注ごうと思って頑張りました(笑)。コンセプトを考え、それをどのような花を使って、どのように植えて表現すればいいのか。みんなで話し合いを重ねて、アイデアをカタチにしていきました。その過程では、改めていろいろな花のことを知ることができて、発見も多かったですね。

インタビューに応じてくれた学生二人が花壇の花を指さして説明をしてくれている様子が写された写真。

竹下さん:私は1回生ということもあり、直接的には作品制作に関わっていませんが、同時に出展した親子向けのイベントブース「みんなみんな集まれ」の方を担当しました。これはフェスティバルに来られた子どもたちや保護者の方を対象にしたもので、多肉植物の鉢植えや押し花のしおり体験など一緒に楽しい時間を過ごすことができました。

―当日、体験に参加された子どもたちの反応はどうだったのでしょう。

竹下さん:本当に大盛況で驚きました(笑)。当日は1つ1つ私たちが色付けをした植木鉢を子どもたちに配ったのですが、60個ほど用意した植木鉢は初日ですぐになくなってしまって…。自分が描いた鉢植えを子どもがうれしそうに受け取っているのを見て、すごくうれしかったですね。準備は大変だったのですが、そのぶん大きな達成感を得ることができました。

神野さん:私もその話を聞いたときは、とてもうれしかったです。園芸って、今の子どもたちにとっては少し遠い存在なのかなって思っていたんですが、触れる機会さえあればすごく興味を持ってくれるんだなって感じましたね。

―このイベントでの経験や、大学で学んだ知識を今後にどういかしていきたいですか。

神野さん:私は2回生なのでこの春で卒業。すでに保育士として保育園に勤務することが決まっています。内定が決まっている保育園では、今のところ園芸療法には取り組んでいないんですよ。早く仕事に慣れて、将来的には私が中心となって、園芸を使った保育プログラムなども提案していきたいと思います。お花のキレイさや種から育てる楽しさを、子どもたちに自分の口で伝えていけたらいいですね。

竹下さん:もともとと私が甲子園短期大学を選んだのも、いつかは花に関わる仕事をしたいと思ったから。小さい頃に祖母が庭で園芸をしているのをずっと見ていて、花への強い憧れを持っていたんです。卒業してからの具体的な進路はまだ考えているところなんですが、今の経験をフラワーショップなど園芸に関わる仕事として繋げていければと思います。とはいってもまずは勉強から。来年は2年生なので、今度は私たちがフラワーフェスティバルへの準備を引っ張っていかないといけません。魅力的な作品を作って、会場に来られた1人でも多くの方に、園芸の素晴らしさを伝えられるように頑張っていきたいですね。

西宮市での学生生活ってどう?

インタビューに応じてくれた学生の写真。リースを持って花壇の前に立っている様子が写されている。

神野さん:私は近くの市の出身なのですが、西宮市はおしゃれな店が多くてうらやましいです!緑も多くて落ち着いた雰囲気ですよね。

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更新日:2018年02月28日